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草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★

雲の細分類のひとつ。見た目のかたちに特徴があるもの
種(specia)とは?
雲の分類は世界気象機関(WMO)が刊行した、
国際雲図帳(INTERNATIONAL CLOUD ATLAS)を
もとにして行われています。国際雲図帳は初版刊行後、
何回か改訂があり、現在は1975年版が使われています。

現在の雲分類では、基本となる10種類の雲形を定め、
自然に発生するすべての雲は、必ずこのどれかに分類されます。
この基本となる10種類は、国際雲図帳では
類(genera)と呼びます。

そして、この10種類を基本として、
種(specia)変種(varieties)
補足雲形(supplementary features)付属雲(accessory clouds)
4つの視点をもとにさらに細かい分類が行われています。

その細かい分類のうち、種(specia)は、
個々の雲の
見た目のかたちに着目したもので、
特徴的なものが
14種類選定されています。
  日本で言う十種雲形(基本10種の雲)は、
類(genera)の分けかたを指しているよ。

種(specia)は、十種雲形のことではないから、
まちがえないように気をつけてね。

種(specia)の種類一覧
雲分類の種(specia)には、次の14種類があります。
名前のリンクをクリックすると、それぞれの雲の解説ページに飛びます。

名称/
よみかた
略号/
国際名
俗称など
関係する
十種雲形
おもな特徴
毛状雲
もうじょううん
fib
fibratus
すじ雲 巻雲
巻層雲
巻雲のうち、雲のすじがほぼまっすぐで、曲がったりこぶがついたりしていないもの。
鈎状雲
かぎじょううん
unc
uncinus
すじ雲 巻雲 巻雲のうち、雲のすじの先端が曲がったもの。釣り針やかぎ爪のような形に見える。
濃密雲
のうみつうん
spi
spissatus

巻雲 巻雲のうち、白い布きれのような形のもの。雲に厚みがあり、太陽光を遮ることも。
塔状雲
とうじょううん
cas
castellanus
巻雲
巻積雲
高積雲
層積雲
個々の雲片が垂直方向に成長し、縦長になった状態。典型では、もこもこと上にのび、城壁や「やぐら」のような形状になる。
房状雲
ふさじょううん
flo
floccus
巻雲
巻積雲
高積雲
個々の雲片が、まるで房(ポンポン)のように、丸くまとまった形のもの。縁がほつれて、尾を引くこともある。
層状雲
そうじょううん
str
stratiformis
いわし雲
うろこ雲
ひつじ雲
クラウドシート
巻積雲
高積雲
層積雲
雲片が空の広い範囲を埋め尽くした状態。あまり立体感はなく、雲全体が、1枚のシートのように見える。
霧状雲
きりじょううん
neb
nebulosus
薄雲
霧雲
巻層雲
層雲
湯気やベールのような形のもの。輪郭がぼやけてはっきりせず、、どこからどこまで雲なのか判断しづらい。
レンズ雲
れんずぐも
len
lenticularis
さや雲
莢状雲
畝雲
吊るし雲
翼雲
笠雲
ローター雲
ピル・ダシェット
風の伯爵夫人
ロール雲
フェーン雲
巻積雲
高積雲
層積雲
上空の強い風の影響を受け、レンズの断面や、アーモンド、豆のさやのような形になったもの。
断片雲
だんぺんうん
fra
fractus
片乱雲
片層雲
片積雲
蝶々雲
こごり雲
黒猪
空上げ
騰蛇
蛇行雲
龍行
層雲
積雲
上空の強い風によって、ちぎれたり、かき乱されたような形になったもの。形がめまぐるしく変化し、動きも早い。
扁平雲
へんぺいうん
hum
humilis
座り雲 積雲 雲の高さよりも横幅のほうが長く、扁平な形のもの。典型では、コッペパンのように見える。雲底の陰影は、ほとんど目立たない。
並雲
なみぐも
med
mediocris
座り雲
綿雲
つみ雲
むくむく雲
積雲 雲の横幅と高さは同じくらい。雲の輪郭ははっきりともくもくして、雲底の陰影ははっきりしている。
雄大雲
ゆうだいうん
con
congestus
入道雲
雄大積雲
積雲 積雲が大きく成長したもので、もくもくとそびえ立つような姿をしている。しゅう雨性の雨や雪が降ることも。発雷はない。
無毛雲
むもううん
cal
calvus
入道雲
立ち雲
雲の峰
雷雲
積乱雲 積乱雲のうち、輪郭が毛羽立っていないもの。雄大雲に比べると、雲のもくもく感は弱い。激しい雷雨を引き起こす。
多毛雲
たもううん
cap
capilatus
火焔雲
雷しらす
残巻雲
偽巻雲
積乱雲 積乱雲のうち、輪郭が毛羽立ったもの。激しい雷雨を引き起こす。

表中にある名称は、日本語での正式名称です。

国際名は国際雲図帳に記載されている正式名称(ラテン語表記)です。
略号は、正式名称を簡易的に表記したもので、こちらもよく使われています。

俗称は、該当の細分類に対応すると考えられる呼び名を入れてあります。

「関係する十種雲形」は、種の分類が、基本10種の雲のうち、
どの種類に見られるのかを表したものです。
たとえば毛状雲(fib)は、基本10種のうち、巻雲(Ci)と、
巻層雲(Cs)にあらわれるかたちの変化です。

略号を使った表記方法は、他の細分類と同じで、
「基本10種」+「種」となります。
細分類の特徴が複数当てはまる場合は、それらを順に列挙して、
後ろにどんどんつなげていく形をとります。

【例】巻雲(Ci)に毛状雲(fib)の特徴がある場合  Ci fib

種(specia)と十種雲形の関係
次の表は、十種雲形(基本の10種)と、そこに現われる
細分類のの関係をあらわした一覧表です。
十種雲形との組み合わせで、あり得るものについて○をつけてあります。


















毛状雲 fib
鈎状雲 unc
濃密雲 spi
塔状雲 cas
房状雲 flo
層状雲 str
霧状雲 neb
レンズ雲 len
断片雲 fra
扁平雲 hum
並雲 med
雄大雲 con
無毛雲 cal
多毛雲 cap

2017年1月24日最終更新
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