サイト概要 サイトマップ 著作権・引用・リンク お問い合わせについて

トップページ天気のはなし細分類(種)霧状雲
   
最新情報はツイッター
ブログなどもご確認ください。


 
 
 
 

各種お問い合わせは
メール
でお願いいたします。
こちらもご一読ください。
湯気やベールのような形のもの。輪郭がぼやけてはっきりせず、
どこからどこまで雲なのか判断しづらい
もっと写真を見る(※作成中)
 
霧状雲の全体的なお話
 巻層雲と層雲に対して使われる細分類(種)のひとつです。まるで霧やベールのように、全体的にぼんやりとしたような感じで、輪郭ははっきりせず、どこからどこまでが雲なのか、その境界はあいまいになります。

 雲は一様に均質で、模様やムラはほとんどありません。そのため、薄いものでは単にかすんでいるだけのように見え、雲が出ているかどうか分かりづらいこともあります。

一方この性質のおかげで、雲に伴って発生する大気光象は、雲のムラや模様の影響を受けにくく、鮮明に観察できます。

1905年、クレイデンが霧状巻層雲(Cirrostratus nebulosus)という名前を初めて使用しました。

 そのため最初は巻層雲に対してのみ使われていましたが、その後、層雲の霧状雲が追加され、1956年版以降の国際雲図帳では、巻層雲と層雲に対して使われる細分類(種)という扱いになりました。
日本名
霧状雲
きりじょううん
国際名
nebulosus neb
語 源
nebulosus
ラテン語で曖昧または
霧に包まれるの意味
別 名
巻層雲の霧状雲
霧状巻層雲
薄幕巻層雲(旧名)
雲烟巻層雲(旧名)
層雲の霧状雲
きりぐも
十種雲形
との関連
巻 雲
巻積雲
巻層雲
高積雲
高層雲
乱層雲
層積雲
層 雲
積 雲
積乱雲
各雲形ごとの説明
巻層雲の霧状雲(Cirrostratus nebulosus:Cs neb

巻層雲の霧状雲は、空が何となくぼんやりとかすんだような感じで、
特に薄いものでは、雲が出ていることに気づきにくいものです。
またどこからどこまでが雲なのか、その境界もはっきりしません。

雲自体はとても地味ですが、模様やムラが少ないため、
ハロの観察にはとても適しています。

  ハロを観察するときは、
太陽を手や建物などで隠すようにして、
太陽を直接見ないようにしてね

また、巻層雲の霧状雲がスクリーンの役目を果たし、
他の雲の影がそこに写りこんで見えることもあります。

和紙のように繊維や毛のような質感がある場合は
霧状雲ではなく、鈎状雲(fibratus)です。
また、しま模様になっているときは波状雲(undulatus)とします。


層雲の霧状雲(Stratus nebulosus:St neb

層雲の霧状雲は、全体的にぼんやりとして
雲の境目がはっきりしないものを言います。

形の変化や動きはとても早いのですが、
雲にムラが少なく、輪郭もはっきりしないため、
その変化は分かりづらい傾向にあります。

雲が出ているときに太陽の光が差し込むと、
白虹(霧虹)やブロッケン現象などの大気光象が
見られることもあります。

霧状雲には濃淡があるため、
必要に応じて次の変種の名前を追記します。
雲を通して、空や太陽、向こう側の景色が…
透けて見える 半透明雲 translucidus
ほぼ遮られる 不透明雲 opacus

なお層雲のうち、比較的輪郭がはっきりしていて、
断片状になって流れていくものは断片雲(fractus)と呼びます。
2023年5月28日最終更新

Copyright (C) 2002- wapichan(Hideaki Iwatsuki), All rights reserved.