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☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★



積雲のうち、高さよりも横幅の方がはるかに長く、
横長の平べったい形をしているものを扁平雲と言います。

雲にあまり厚みがないため、底の陰影は
ほとんど目立たず雲全体が白色に見えます。

扁平雲は、発生初期の積雲の形で、
時間とともに上へと発達して
並雲に姿を変えていくことが多いものです。

【1】積雲の扁平雲 2013年8月14日 栃木県芳賀町
扁平雲の段階で雲頂は崩れ、これ以上は成長しそうにない。
夏の午後に、このような雲しかないときは、夕立の可能性は低い

【2】積雲の扁平雲 2013年2月3日 宮城県栗原市
冬型の気圧配置となり、寒気の流入とともに扁平雲が現れた

【3】積雲の扁平雲 2014年3月8日 茨城県境町
春先、積雲が目立つときは寒気が流れ込んできている可能性が高い

上空の風が強いときは、
雲がかき乱されて断片雲になったり、
もくもく感がなくなって
層積雲へと姿を変えていくこともあります。

【4】扁平雲+断片雲 2015年3月11日 東京都千代田区
強風時は、雲がかき乱されて断片雲へと姿を変えていくことが多い

大気の状態が安定しているときの積雲は、
扁平雲または並雲までで、それ以上発達しません。
ただ、大気の状態が不安定な時は、
急速に成長し、並雲、雄大雲を経て積乱雲となり、
雷雨をもたらす原因となります。

  晴れて日差しがたっぷりのときに
現れやすい雲だよ。

たくさんの扁平雲が空いっぱいに
群れることもあるよ。



扁平雲ができる前段階「曇りバブル」

地面付近の空気は、日射によって暖められると軽くなって、
中に含まれる水蒸気とともにぷかぷかと浮かんでいきます。

この水蒸気を含んだ空気のかたまりは、
上空に行くほど膨張し、膨らむときに
あらかじめ持っているエネルギーを使ってしまうため、
どんどん冷たくなっていきます。
空気のかたまりの中の水蒸気は、
冷やされると凝結して、小さな水の粒へと変化していきます。

この小さな水の粒が大量に作られると、
地上から積雲が浮かんでいると認識できるようになります。

この小さな水の粒が、ある程度の数集まってくると、
まだ雲と呼べるほどではないものの、
白くもやっとした感じのものが見えるようになります。
これを雲リバブル(cloudy bubble)と言います。


【5】曇りバブル+扁平雲 2016年3月15日 東京都葛飾区
白くもやもやとしている部分が曇りバブル

この曇りバブルの中の小さな水の粒の量が増えて、
密度が濃くなると、積雲の初期段階、扁平雲となります。

  暖められてぷかぷかと浮かぶ
空気のかたまりで、
まだ水蒸気が凝結していなくて
目に見えない状態のものは
晴れバブル
(cloud-free bubble)
と言うよ。

雲の高さよりも横幅のほうが長く、
扁平な形のもの。典型では、
コッペパンのように見える。
雲底の陰影は、ほとんど目立たない

よみ
かた
へんぺいうん
学名
(WMO)
humilis
略 号  hum
別 名
座り雲(すわりぐも)
低積雲
英 名
cumulus cloud
 晴天時の積雲
fair weather cumulus

 扁平雲の見られる十類雲形(WMO)
巻 雲 巻積雲 巻層雲 高積雲 高層雲
乱層雲 層積雲 層 雲 積 雲 積乱雲


わぴちゃん流
遭遇率
関連する
現象など
主となる
特 徴
雲の高さより横幅が長い
横に平べったいコッペパン形
陰影はあまり目立たない
かたちの
変 化
扁平雲と並雲の中間形もあり
断片雲との区別が難しいことも
おもな
出現条件
風が弱く穏やかな晴天
日射が強く気温が高いとき
上空に寒気流入 など

2017年1月14日最終更新
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