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地面、地物、草の葉などに
大気中の水蒸気が
凍りついてできた氷の結晶
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■霜の結晶型いろいろ
霜の結晶ひとつひとつを拡大して観察してみると、
その形の多様さに驚かされます。
霜の結晶型のタイプは、わぴちゃんが観察している範囲では、
針型、コップ型、角柱型、角板型、羽毛型、六花型の
6つの類型に大別できます。
霜の結晶型は、夜間の気温変化、
湿度変化、付着する物などの影響を強く受けているようです。
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針型 |
結晶の先が鋭く尖っている結晶。
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コップ型 |
もっともポピュラーな霜の結晶型。
六角錐を逆さにしたような形。
根元が細くワイングラスや
さかずきを連想させる形をしている。
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角柱型 |
六角柱。根元から先端まで
ほぼ同じ太さの結晶。
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角板型 |
六角形の扁平な結晶。
1つの大きな角板だったり、
複数の角板の集合体だったりと、
バリエーションがある。
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羽毛型 |
鳥の羽根のような
緻密な模様を呈する扁平な結晶。
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六花型 |
気温が低い時に見られるもので、
雪の結晶や梅の花を連想させるような
形をしている。
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その他 |
上記結晶型のどれにも当てはまらないもの。
または、上記の組み合わせ型
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■霜に関連するさまざまな現象
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窓霜
window hoar |
窓ガラスにできる
雪の結晶のような模様の「霜」 |
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フロストフラワー
frost flower |
氷上にできる白いポンポンのような霜 |
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表面霜
surface hoar |
積雪面状に発達する霜の結晶。
シダ状になるものが多い。 |
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花ぼろ |
温泉地に近い川や池から立ちのぼる湯気が、
木の枝などに凍りついてできるもの。 |
■現象名は特にないけれど…
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氷につく霜 |
水たまりなどに張った氷の縁、
裏側などに発達する霜の結晶 |
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■大気現象の種類と記号(関連するもの)
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霜
frost / hoar |
大気中の水蒸気が昇華し、
氷の結晶となって地物についたもの。 |
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2014年2月20日最終更新 |