☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★
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窓霜(まどしも)
別名 霜華(しもばな)/霜羊歯(しもしだ)
国際通用名:
(窓霜)Window hoar
(霜華)frost flowers
わぴちゃん流遭遇率・・・★★★★☆(冬季限定)
写真ギャラリーはこちらをクリックしてね♪
窓ガラスにできる雪の結晶のような模様の「霜」
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冬の寒い朝、車のフロントガラスなどに、雪の結晶のような霜がつくことがあります。
これを、「窓」にできる「霜」ということで、窓霜≪まどしも≫といいます。
【写真1】車の窓についた窓霜(2005年12月24日・千葉県野田市)
窓霜は、冷え込みが強いと、窓全部をべったりと覆ってしまい、
忙しい朝にはわずらわしい存在であります。
しかし、窓の上部などにまばらについた窓霜は、
よく見ると、「雪の結晶」のようなとてもきれいな形をしています。
この姿から、窓霜のことを霜華≪しもばな≫と呼ぶこともあります。
また、シダの葉のように見えるものは、「霜羊歯《しもしだ》」とも言います。
【写真1】羊歯の葉のような窓霜(2007年12月17日・千葉県野田市)
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窓霜はカラカラに乾燥した日よりも、
空気が乾燥しきっていない初冬や
雨・雪の後に多く見られるよ。 |
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また、窓霜はときとして、雪の結晶がじゅずつなぎになったような、
線状の結晶を作ることもあります。
【写真3】じゅずつなぎ状の窓霜(2005年年12月24日 千葉県野田市)
このような場合、層状にベターーッと張り付いた窓霜と線状の結晶の間には、
窓霜のない「すき間」の部分ができます。
これらは、大気中の水蒸気が冷やされて、車の窓などのホコリに凍りつく、
いわゆる気相析出と呼ばれる現象です。
窓霜はどちらかというと嫌われる存在ですが、
ちょっと時間のある時によく観察してみると、
「霜の華」の美しさを味わうこともできますよ(*^▽^*)o |
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