☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★
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もつれ雲【もつれうん】
別俗称 すじ雲/ほつれ雲/もつれ巻雲
国際通用名 intortus
略してin
巻雲見られる雲形
わぴちゃん流遭遇率・・・★★★☆☆
糸くずがもつれあったような、
繊維状のものが絡まりあったような感じの雲
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巻雲のうち、繊維状の雲の走る向きがばらばらで、
まるで糸がもつれ合ったようになったものをもつれ雲と呼びます。
出ている雲が、繊維状・毛状なため、
巻雲であることは分かるものの、
雲の向きがばらばらでなんかパッとしないような感じのものは、
大抵このもつれ雲に相当します。
【写真1】糸くずがもつれあったような雲(2010年7月18日・長野県長野市)
【写真2】雲の向きがバラバラで絡まったような感じ(2010年7月28日東京都港区)
このもつれ雲は、やがて繊維状の組織が分かりにくくなって
巻層雲に変遷することもあれば、
かぎ状雲等の別な形の巻雲へと姿を変えていくこともあります。
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もつれ雲は氷晶でできた巻雲であるため、
太陽との位置関係によっては各種のハロが
出現することもあるよ |
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【写真3】もつれ雲による水平環(2010年7月17日千葉県流山市)
写真3は、もつれ雲が、たまたま太陽の下、
視半径46度の「水平環」の発生位置のところを通過したため、
部分的な水平環が出現しました。
このような雲の場合、彩雲と紛らわしいこともありますが、
彩雲と異なり太陽からだいぶ離れた位置に出現することと、
虹模様が固定されて、雲のみが動いていくことが特徴です。
彩雲では、雲の移動に伴って、
虹模様のグラデーションがさまざまに変化します。
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