☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★
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蜂の巣状雲【はちのすじょううん】
別名 ---
国際通用名 lacunosus
略してla
巻積雲・高積雲・層積雲に見られる雲形
わぴちゃん流遭遇率・・・★★☆☆☆
雲にたくさんの穴があき、
まるで蜂の巣を
連想させるような形になったもの。 |
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雲に無数の穴が開き、まるで蜂の巣を
連想させるような形になったものを蜂の巣状雲と言います。
【写真1】蜂の巣のような形をした蜂の巣状雲(2006年12月31日栃木県壬生町)
【写真2】小さな穴がいくつも開いた高積雲(2010年5月2日・新潟県六日町市)
【写真3】典型的な姿の蜂の巣状雲(2009年9月1日東京都港区)
蜂の巣状雲は雲の中で下降気流が発生したときや、
雲が消える直前に生じる雲です。
下降気流が発生した場所の雲は消えてなくなるので、
その部分が穴の開いた感じになります。
蜂の巣状雲の発生初期はボコッと穴が開いたような感じとなり、
次第に穴の拡大・融合に伴って、レース編みの模様になります。
蜂の巣状雲はとても変化が早いです。
雲の消滅過程で見られることが多く、みるみるうちに雲が消えていきます。
そのため、デジカメを撮りに行っている間に形が変わってしまい、
シャッターチャンスを逃してしまうことが多々あります・・・。
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蜂の巣状雲は、なかなか見られない上に、
すぐに形が変わってしまうとても珍しい雲だよ。
◆太陽の付近に高積雲や巻積雲が広がったとき
◆空気が乾燥している秋〜冬にかけての日中
◆曇り空から晴天に変わる移行期
…に狙ってみてね。 |
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まれに層積雲にも出没します。
これは、天気が回復して、曇り空から晴れに移行するときが狙い目です。
【写真4】層積雲に現れた蜂の巣状雲(2006年1月10日・千葉県野田市)
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