☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★
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雲海【うんかい】
別名---
国際通用名 sea of cloud
略して---
主に、層雲・層積雲で見られる雲形
わぴちゃん流遭遇率・・・★★★☆☆(山岳限定)
山頂などから見晴らしたとき、
層積雲などの低い雲が
眼下に敷き詰められて見える現象。
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山登りをして標高の高いところから見回すと、
眼下に雲がまるでじゅうたんのように
敷き詰められて見えることがあります。
これを、雲海と言い、英語表記もsea of cloudと書きます。
山がたくさん連なっている場所だと、山と山の間の谷の部分に
低い雲がたまります。そして、山々の上の部分が、
海に浮かぶ小島のように見えるので、
まさに雲海と言う表現はぴったりだと思います。
【写真1】雲海。山の上部が小島のように見える(2010年10月1日・栃木県日光市)
雲海は、低いところに漂っている雲を上から俯瞰して見た状態です。
なので、雲海として見える雲は低いところに発生するものが主体となります。
1000m級の山々であれば、雲海を構成する雲は
おおむね層雲や層積雲が主体となります。
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山の標高が高い場合は、
高層雲などの中層雲が
雲海として見えることもあるよ。 |
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雲海を構成する個々の雲は常に動いており、時に、風の流れの影響を受けて、
本物の海の波と同じように、山肌に打ち寄せることもあります。
また、盆地や、山と山のくぼんだところにたまった雲海が、
まるで堤防が決壊するように溢れ出すことがあります。
そうすると、雲が滝のようにながれて見えます。それは滝雲と言います。
【写真2】間近で見ると雲の動きは激しい(2009年8月14日 群馬県みなかみ町)
【写真3】山肌に打ち寄せた雲海の波(2009年3月5日・山形県山形市)
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