☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
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■朝焼け【あさやけ】/夕焼け【ゆうやけ】
別名 ---
英名 grow
※早朝や夕方に太陽とその周りが赤く色づく現象
わぴちゃん流遭遇率・・・(朝焼け)★★☆☆☆ (夕焼け)★★★★☆
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早朝の空と夕方の空は、太陽が赤や黄色で色づくことがあります。
早朝の赤い太陽は朝焼け(morning grow)、
夕方の赤い太陽は夕焼け(evening grow)といいます。
▲夏の早朝に出た朝焼け(2004年8月13日・東京都練馬区)
▲夕焼け(2006年11月8日・茨城県五霞町)
▲台風接近の不気味な夕焼け(2006年8月8日・千葉県野田市)
▲半透明高層雲におおわれた夕焼け(2007年6月27日・千葉県野田市)
大気中に含まれる窒素分子や酸素分子は、
波長の短い光を強く散乱させる特性があります。
この現象をレイリー散乱といいます。
光の中でも目に見える可視光線では、青系の光が最も波長が短く、
赤系の光の波長は最も長くなります。
日中空が青く見えるのは、レイリー散乱によって
散乱された青い光が目に見えているのです。
これが、朝や夕方になると、太陽は斜めから差し込むようになり、
太陽が大気を通過する距離が長くなります。
すると、太陽光が届く前に大気分子によって青系の光が散乱され振り落とされ、
結果として、赤系の光だけが残って、目に届くようになります。
それが夕焼けです。
大気中の水蒸気量・微粒子量により、
夕焼けの色は黄色〜赤色と日によってさまざまです。
▲台風14号の後の鮮烈な夕焼け(2005年9月7日・千葉県野田市)
黄砂などで、大気中の微粒子の量が多いときは、
白っぽい夕焼けになることもあります。
▲黄砂による白っぽい夕焼け(2006年4月8日・千葉県野田市)
夕焼けによって色づいた雲は夕焼け雲、
朝焼けによって色づいた雲は朝焼け雲といいます。
その中でも特に黄金に輝くものは黄雲≪こううん≫と呼ばれています。
また、赤く顕著に色づいたものは茜雲≪あかねぐも≫とも呼ばれます。
▲黄金の稲穂のように見える黄雲(2004年8月15日・千葉県野田市)
▲茜色に染まった「茜雲」(2006年9月18日・千葉県野田市)
あと、朝焼けや夕焼けにともなって光芒が出ることもあります。
日の入り時に夕焼けの光が放射状に広がることを入日の後光、
日の入り時に影の筋が天頂方向へ伸びたものは天女の帯ともいいます。
▲入日の後光(2007年2月15日・千葉県野田市)
▲天女の帯(2005年11月8日・千葉県野田市)
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