トップページ雲と空のWeb図鑑上部ラテラルアーク(supralateral arc)

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草花・昆虫、雲の話題など、
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上部ラテラルアーク【じょうぶらてらるあーく】

別名接線弧
英名 supralateral arc
わぴちゃん流遭遇率・・・☆☆☆☆☆


46度ハロ(外かさ)の軌道の上部に
接するようにできる弧。
虹色分光が強い傾向がある。
ラテラルアークと呼ばれるハロには、
上部ラテラルアーク下部ラテラルアークの2つがあります。
どちらも、とても珍しい光学現象ですが、
上部ラテラルアークは、気をつけていると、
年に1−2回程度は見られます。

上部ラテラルアークは、46度ハロ(外かさ)の軌道に接するように出現し、
虹色分光が強いのが特徴です。

天頂環といっしょに出た場合、
それに接するように虹色の弧ができるので、
わりと気づきやすいです。
しかし、太陽から視半径46度も離れたところに出るため、
単発的に発生すると、まず気づかずじまいで
終わってしまうことが多いと思います。



太陽高度によっては、46度ハロと似たような形状を示し、
しばしば外かさと誤認されることがあります。

しかし、46度ハロは、比較的知名度が高いのとは裏腹に
日本では極めて珍しい現象で、わぴちゃんもまだ見たことがありません。
おそらく、数年に1回程度、かすかに薄いのが見られる程度だと思います。

以下に、46度ハロと上部ラテラルアークの
おおよその区別点を書いておきます。

上部ラテラルアーク
 ※虹色分光が強い傾向がある
 ※円形ではないので、内暈(22度ハロ)とは同心円状にならない。
 ※天頂環と接するように出て、虹色分光の強いものは
  日本では9割がた上部ラテラルアーク。

46度ハロ(外かさ)
 ※虹色分光はさほど強くなく、内暈(22度ハロ)と同じような色合い。
 ※円形なので、内暈(22度ハロ)と同心円状になる。
 ※かりに出現した場合、極域でもない限り、かすかに見える程度と思われる。


外かさ(46度ハロ)とされているものの多くは。
上部ラテラルアークの誤認であることが多いよ。
天頂環と同時に出たり、虹色分光が強い場合は、
ほとんどの場合がこの上部ラテラルアークなの。


【写真1】部分的な上部ラテラルアーク(2009年12月12日千葉県野田市)


【写真2】写真1のラテラルアークを拡大(2009年12月12日千葉県野田市)


写真1では、写真右側の
枯れ木の少し上の部分にうすい虹色の
ハロがあるけど、わかるかな?
それが上部ラテラルアークだよ!


【写真3】単独で出現した上部ラテラルアーク(2007年12月11日千葉県野田市)



【写真4】天頂環と上部ラテラルアーク(2006年12月31日栃木県宇都宮市)

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