トップページ雲と空のWeb図鑑水平環(circumhorizontal arc

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☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★


水平環【すいへいかん】

別名環水平アーク
英名 circumhorizontal arc
わぴちゃん流遭遇率・・・★☆☆☆☆(夏季限定)


太陽からずっと下の地平線近くに
真っ直ぐな虹模様が出現する。

初夏〜晩夏にかけて、太陽高度が高いお昼頃、
太陽のずーっと下、地平線近くのところに
まっすぐな虹模様が出現することがあります。



これを
水平環または環水平アークといいます。
虹模様は、上が赤で下が紫です。


【写真1】水平環(2008年7月15日千葉県野田市)



【写真2】鮮明な水平環(2009年6月12日・千葉県野田市)

水平環は時に鮮やかな虹模様で出現することがあり、人々を魅了します。
ただ、出現高度が低いため、山や建物が邪魔をして
なかなか拝みにくいハロでもあります。
また、冬季など、太陽高度が低いときも出ないので、
いっそう遭遇頻度は低くなります。

なお、2005年5月には、顕著な水平環が連続して出現したことがあり、
マスコミにも取り上げられて、水平環の名前自体が知られるようになりました。
あれから、はや3年・・・記憶は風化しはじめているでしょうか?

今でもときに顕著な水平環が話題になることがありますが、
彩雲と見間違われて紹介されている事例も少なくありません。

太陽との位置関係は次の写真の通りで、
外がさ(46度ハロ)の下部の位置に対応して見られます。


【写真3】水平環と太陽(2008年5月9日・千葉県野田市)

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