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☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★



氷につく霜

草や木、枯れ枝、枯葉などにつく霜は有名ですね。
実は、水溜まりに張った氷にも
霜の結晶がつくのをご存知でしょうか。
ここでは、氷についた霜の数々を紹介いたします。
このページはわぴちゃん独自の
観察・研究成果を含みます。

記事の引用は他ページ同様
ご自由にしてくださって構いませんが、
「周知の事実」ではないので、
執筆の際にはご注意ください。
冷え込みがきつい朝、水たまりなどに
氷が張っていることがありますね。
この氷の縁の部分や切れている部分を観察すると、
霜の結晶がびっしりと「櫛」や「歯」を連想させるように
ついていることがあります。

水たまりの水が全面結氷して、水が残っていない場合は、
氷の裏側にも、霜の結晶がびっしりとつくことがあります。

ただ、これが見られるのは少々条件が厳しく、
−3℃以下クラスの冷え込みである必要があります。

氷を割って、裏側も見てみよう!
ただし、氷の破片で
手を切らないように気をつけてね。


【写真1】まるで滝のように垂れ下がった(2010年1月14日茨城県坂東市)


【写真2】長いものでは数cmに達している(2010年1月14日茨城県坂東市)



【写真3】結氷した河川の氷の縁にできてた(2009年1月16日茨城県大子町)


氷についた霜の結晶を
超マクロで写してみました。

氷につく霜も結晶の種類はさまざまですが、
よく見られるのは杯状結晶です。

氷についた霜も、拡大してみると、
いくつか種類があることが分かります。
以下にわぴちゃんが撮影した氷についた
霜の超マクロ写真を掲載します。

一番多く見られるのが杯状結晶と呼ばれる、
コップやワイングラスを連想させる形のもので、
あとは、針状結晶や結晶の先が鋭くない針状結晶等が多いです。

また、これは稀のようですが、
角板状結晶(板状結晶)がついていたものもありました。



【写真4】杯状結晶(2010年1月14日茨城県坂東市)



【写真5】針状角柱の結晶(2010年1月14日茨城県坂東市)


【写真6】束状針の結晶(2010年1月16日茨城県坂東市)


【写真7】大きな杯状結晶(2010年1月14日茨城県坂東市)


【写真8】角板状結晶(2009年12月20日千葉県野田市)



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