☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★
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天頂環【てんちょうかん】
別名環天頂アーク/逆さ虹
英名 circumzenithal arc
わぴちゃん流遭遇率・・・★★☆☆☆
天頂付近、太陽と視半径46度のところに、
小さな虹のアーチができる |
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朝や夕方、天頂付近に、虹のような弧(アーク)が出現することがあります。
これを天頂環または環天頂アークと言います。
まるで、虹を逆さにしたようにも見えるので、
「逆さ虹」と呼ばれることがあります。
【写真1】毛状巻層雲にあらわれた天頂環(2009年7月4日茨城県坂東市)
【写真2】朝の天頂環(2008年11月23日千葉県野田市)
天頂環は、太陽との視半径46度、
ちょうど外かさの上端に接するように出現します。
さらに条件がいいと、もうひとつ、外かさに接するように出る
上部ラテラルアークとともに出現することがあります。
上部ラテラルアークも虹色分光の強いアークで、
天頂環とともに空を彩りますが、2つ同時に出るのはかなり稀です。
【写真3】天頂環と上部ラテラル(2006年12月31日・栃木県宇都宮市)
天頂環が出る時は、他のハロも一緒に観察できることが多いです。
22度ハロをはじめ、幻日、上端接弧等が同時に出やすいです。
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朝晩、太陽の周りにハロが出ている時は
真上の空も見てみよう! |
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