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☆わぴちゃんのブログです☆

ムラサキハンゲ
別名:---
学名:Pinellia tripartita f. atropurpurea
サトイモ科ハンゲ属


カラスビシャクのうち、苞が紫色になる品種。

☆★ 概     要 ★☆
サトイモ科ハンゲ属の多年草です。
道ばたや畑、野原に普通に生えるカラスビシャクのうち、
苞の色が紫色を帯び、茶褐色になるタイプをさします。

カラスビシャクに混じってときおり発見されますが、
数は多くはありません。また、マイナー植物の中でも、
特に知名度が低い部類に入り、
写真付きで掲載された文献は未だに見たことがありません。
☆★ 写真及び部位別解説 ★☆

図1:花の様子
苞の部分が紫色を帯びますが、この部位は葉緑素の緑もあるため、
色が混合し茶色っぽくなります。
ぴよんと飛び出た付属体も端まで黒に近い色です。



図2:花の断面
苞の中に花があります。
花は付属体の棒ににきりたんぽのようについており、
上部の白っぽい部分が雄花、下部の淡緑色のツブツブした部分が、
将来果実になる雌花です。


図3:【比較】カラスビシャクの花の様子
苞は緑色です。付属体は、
苞の入り口付近で黒っぽいほかは緑色です。

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