雪は真っ白なので、太陽の光をほとんど反射してしまいます。 そのため、太陽の光エネルギーの影響を受けにくく、 雪はなかなか融けないのです。 春先になって日差しが強くなってくると、 まず、太陽光によって黒っぽい樹木の幹が暖められます。 この熱によって、樹木の幹の周りの雪がすり鉢状に融けて、 穴が開いたように見えることがあります。 これを根開きと言います。 根開きは北国では春のたよりだよ〜★ 【写真1】積雪が少ない年の厳寒期の根開き(2007年1月28日栃木県日光市) 【写真2】春先の根開き(2009年3月5日 福島県猪苗代町)