☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★
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樹霜(じゅそう)
別名木花(きばな)
国際通用名:air hoar
わぴちゃん流遭遇率・・・★☆☆☆☆(冬季限定)
大気中の水蒸気が樹木に
昇華・凝結してできる結晶状の氷
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大気中の水蒸気、霧粒、雨粒が、建物や樹木、飛行機などに
凍りつく現象をまとめて着氷(ちゃくひょう)と言います。
着氷には「樹霜」「樹氷」「粗氷」「雨氷」の4種類があり、
樹霜はその1つです。このページでは、着氷のうち、樹霜を紹介し、
他の3つは別枠で紹介します。
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地上気象観測では、樹霜・樹氷・粗氷の3つをまとめて「霧氷(むひょう)」と言うよ。 |
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樹霜は、大気中の水蒸気が、樹木の枝に直接昇華凝結してできるもので、
針状・板状・扇状・樹枝状の「雪の結晶」のような形をしています。
【写真1】針状の氷がたくさんついた樹霜(2006年12月30日・岩手県一関市)
【写真2】樹霜その2(2006年12月30日・岩手県一関市)
【写真3】背の高いヨモギの枯れ枝にできた(2006年12月30日・岩手県一関市)
【写真4】樹霜のアップ(2006年12月30日・岩手県一関市
樹霜ができるためには、
(1)空気が湿っていること。
(2)風が弱いこと。
(3)気温が氷点下に下がること。
等の条件が必要と考えられます。
寒い地域の枯れ木につく樹霜は、まるで木が
白い花を咲かせているようにも見え、とても美しいものです。
【写真5】枯れ枝を白く彩る樹霜(2006年12月30日・岩手県一関市)
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樹霜は、いわば、草にできる霜の
樹木版と言ったところだよ☆ |
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