☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★
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煙霧層 【えんむそう】
別名---
国際通用名:haze layer
わぴちゃん流遭遇率・・・★★☆☆☆(冬季限定)
焚き火等の煙が逆転層に閉じ込められ、
低く横にたなびく現象。
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晩秋から冬季にかけて、特に朝の冷え込みがきつい時に、
低いところに白っぽい薄い層ができていることがあります。
これを煙霧層と言い、白っぽいものの正体は焚き火や野焼き等の煙です。
朝だけではなく、夕方にも同様の現象が見られることがあります。
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最近は焚き火が
あまり行われなくなったため
なかなか見られない現象だよ。 |
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【写真1】早朝に見られた煙霧層(2009年1月4日千葉県野田市)
【写真2】いくつかの層になることも。(2009年1月4日千葉県野田市)
【写真3】広範囲に薄い層が広がる(2009年10月22日茨城県坂東市)
放射冷却によって地面付近に重たく冷たい空気が溜まり、
その上に、相対的に暖かい空気がある状態を逆転層と言います。
逆転層では、空気がとても安定しているため、攪拌が起こりにくく空気がよどみます。
そのため、逆転層発生時に焚き火をすると、その煙は、
地面付近に溜まった重く冷たい空気の層内を抜け出すことができず、
横に広がります。
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