☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★
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 巻き垂れ（まきだれ）
別名 ---
国際通用名：---
わぴちゃん流遭遇率・・・★★★☆☆(冬季限定)
屋根に積もった雪がじわりじわりとせりだして、
内側に巻き込むような姿になったもの |
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屋根に積もった雪が、少しずつせり出してくる現象を
巻き垂れと言います。
雪は結構粘っこい性質があって、屋根からせり出してきた雪は
なかなか落下せず屋根から巻くような感じで垂れていきます。
【写真1】巻き垂れ（2008年2月1日山形県山形市）
巻き垂れとなった雪は、重力にしたがって、
さらにせり出し、最終的には、屋根から落下します。
雪が屋根から落ちることを落雪と言い、落雪にともなう災害を落雪害と言います。
【写真2】屋根雪がずり落ちながら巻き込む（2010年12月31日・福島県猪苗代町）
落雪のパワーは結構強烈で、運悪く巻き込まれてしまうと、
怪我をしたり、生き埋めとなったり、
場合によっては命を奪われてしまうこともあります。
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巻き垂れが発達した場合、ドアの開閉等、
わずかな刺激で大量の雪が
一気に落下する危険があるよ。 |
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【写真3】今にも落下しそうな巻き垂れ（2010年12月31日・福島県猪苗代町）
また、ツララを伴うことも多く、
建物の内側に巻き込むようにしてせり出した雪の先にできたツララが、
窓ガラス等を破壊してしまうこともあります。
【写真4】ツララを伴った巻き垂れ（2006年１月２６日・福島県会津若松市）
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巻き垂れはどちらかというと、
建物などに被害をもたらす恐れのある
危険因子として扱われるよ。 |
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