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☆わぴちゃんのブログ☆
草花・昆虫、雲の話題など、
「身近な自然の小さな発見」を
テーマに頑張ってます☆★


斑雪(はだれゆき)

別名 はだれ
国際通用名:---
わぴちゃん流遭遇率・・・★★★★★(冬季限定)


積雪面が融ける際に、まだら模様になる現象。
早春に多いが、積雪量が少ない時は
初冬~厳冬期でも見られる。

数cm程度の積雪があり、その後気温が上がると、
積もった雪は融けていきますが、その際、一律に融けるのではなく、
地面のわずかな凹凸や草の加減等、微妙な環境によって
雪の融けるスピードが異なり、その結果、不規則なまだら模様になります。

これを、漢字で斑雪と書き、「
はだれ」、
または「
はだれゆき」と読みます。

特に珍しいものではなく、積雪があれば
融ける過程で必ず見られるものです。

雪国のように積雪の多い地域では、はだれ雪になって、
まだらながらも地面が見えるようになると、
いよいよ春が来たと感じさせられることから、
しばしば春の季語として使われます。


学術用語と言うよりは、日本の
豊かな季節表現の1つだよ。



【写真1】まだら模様に残った積雪(2010年2月13日山梨県上野原市)



【写真2】初冬のわずかな積雪がまだら模様に(2009年11月21日長野県長野市)


【写真3】土の凹んだ部分に雪が残ってまだらに。(2006年2月7日千葉県野田市




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